アンキレ
あんきれ
防具
英語表記
Ancile
伝承元
ローマ神話、ローマ宗教伝承
地域・文化圏
古代ローマ文化圏
概要
アンキレは、古代ローマに伝わる神聖な盾である。王ヌマの時代に天から落ちた盾とされ、ローマの支配と存続を保証する聖物として扱われた。実戦用の盾というより、都市国家を守る宗教的な防具である。
素材・由来
天から落ちた盾として語られる。盗難を防ぐため、ヌマは同じ形の盾を複数作らせたとされる。
所有者・装備者
ヌマ、サリイ神官団
防御性能・加護
ローマ国家を守る神聖な加護を持つと考えられた。盾そのものが保たれることが、ローマの安泰と結びつけられた。
主な神話・エピソード
アンキレは、ヌマの治世に天から降った盾として語られる。その盾を守るため、同じ形の盾が作られ、どれが本物か分からないようにされた。サリイ神官団はアンキレを儀礼で用い、ローマの守護を示した。
関連する存在
ヌマ、マールス、サリイ神官団
主な登場資料
オウィディウス『祭暦』、プルタルコス『対比列伝』
