アンキレ

あんきれ

防具
英語表記

Ancile

伝承元

ローマ神話、ローマ宗教伝承

地域・文化圏

古代ローマ文化圏

概要

アンキレは、古代ローマに伝わる神聖な盾である。王ヌマの時代に天から落ちた盾とされ、ローマの支配と存続を保証する聖物として扱われた。実戦用の盾というより、都市国家を守る宗教的な防具である。

素材・由来

天から落ちた盾として語られる。盗難を防ぐため、ヌマは同じ形の盾を複数作らせたとされる。

所有者・装備者

ヌマ、サリイ神官団

防御性能・加護

ローマ国家を守る神聖な加護を持つと考えられた。盾そのものが保たれることが、ローマの安泰と結びつけられた。

主な神話・エピソード

アンキレは、ヌマの治世に天から降った盾として語られる。その盾を守るため、同じ形の盾が作られ、どれが本物か分からないようにされた。サリイ神官団はアンキレを儀礼で用い、ローマの守護を示した。

関連する存在

ヌマ、マールス、サリイ神官団

主な登場資料

オウィディウス『祭暦』、プルタルコス『対比列伝』

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23