クル
くる
場所
英語表記
Kur
伝承元
メソポタミア神話
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏、シュメール文化圏
概要
クルは、シュメール神話において冥界や地下世界を指す語として用いられる場所である。死者が向かう暗い領域として語られ、神々の住む天上世界とは異なる地下の世界である。山や異国を指す語とも関わるが、神話では死者の国としての意味が重要である。
場所の性質・役割
死者の国、地下世界、冥界
位置・領域
地下、地上の下にある暗い領域
主な住人・支配者
エレシュキガル、死者たち、冥界の神々
主な神話・伝承
クルは、死者が戻ることの難しい世界として描かれる。イナンナが冥界へ下る物語では、地上の神が死者の領域へ入る危険が示される。クルは、生命ある者の世界と死者の世界を分ける境界として重要である。
関連する存在
エレシュキガル、イナンナ、ネルガル
主な登場資料
『イナンナの冥界下り』、シュメール神話資料
