ばく

種族
英語表記

Baku

別名・異表記

夢喰い獏

伝承元

日本神話、日本伝承

地域・文化圏

日本文化圏、中国文化圏、東アジア文化圏

概要

獏は、悪夢を食べるとされる霊獣である。もとは中国由来の霊獣の伝承があり、日本では夢と結びついて広く知られるようになった。人を襲う怪物ではなく、眠りと魔除けに関わる幻獣である。

姿・特徴

獏は、複数の動物の特徴を合わせ持つ獣として描かれる。象の鼻、犀の目、牛の尾、虎の足などを持つとされることがある。

性質・象徴

獏は、悪夢払い、安眠、魔除けを象徴する。恐ろしい夢を食べる存在として、人間の不安を取り除く霊獣とされた。

人間・神々との関わり

獏は、人間の眠りと深く関わる。悪い夢を見た後に獏へ夢を食べてもらうよう願う習俗があり、日常の不安を鎮める存在として親しまれた。

主な伝承・エピソード

獏は、悪夢を見たときにその夢を食べる霊獣として語られる。人は悪い夢を見た後、獏にその夢を与えることで災いを避けようとした。眠りの中に現れる恐怖を、霊獣に食べてもらうという発想を示す幻獣である。

関連する存在

夢、魔除け、東アジアの霊獣

主な登場資料

日本民間伝承、中国瑞獣資料、江戸期の風俗資料

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22