ハールートとマールート
はーるーととまーるーと
種族
英語表記
Harut and Marut
別名・異表記
Hārūt、Mārūt
伝承元
イスラム教
地域・文化圏
イスラム教文化圏
概要
ハールートとマールートは、イスラム教に伝えられる二天使である。バビロンで人間に魔術に関わる知識を教えた存在として語られるが、その知識は人間を試すものとされる。
役割・使命
ハールートとマールートは、人間を試すために魔術に関わる知識を示す役割を持つ。教える前に、それが試みであることを告げる存在として語られる。
天使としての立場
ハールートとマールートは、クルアーンに名が見える二天使である。一般的な守護天使や啓示の天使とは異なり、人間の選択と誘惑をめぐる特殊な役割を持つ。
姿・象徴
ハールートとマールートの具体的な姿は、伝承の中で詳しく固定されていない。象徴には、バビロン、試練、魔術、禁じられた知識がある。
主な伝承・エピソード
ハールートとマールートは、バビロンで人々に魔術に関わる知識を教えたとされる。ただし、それは人間を惑わせるためではなく、試練として示されたものとされる。人間がその知識をどう扱うかによって、信仰と判断が問われる物語である。
関連する存在
スライマーン、バビロンの人々、シャイターン
信仰・解釈
ハールートとマールートは、知識の危うさと人間の選択を象徴する天使として解釈される。伝承によって扱いに差があるため、悪魔や堕天使に断定せず、イスラム伝承の特殊な天使として扱う。
主な登場資料
クルアーン、タフスィール、イスラム伝承
