ケルベロス
けるべろす
種族
英語表記
Cerberus
別名・異表記
Kerberos
伝承元
ギリシャ神話
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏、冥界伝承
概要
ケルベロスは、ギリシャ神話に登場する冥界の番犬である。死者の国の門を守り、冥界から死者が逃げ出すことを防ぐ存在として語られる。神そのものではなく、冥界に属する怪物として扱われる。
姿・特徴
ケルベロスは、複数の頭を持つ巨大な犬として描かれる。一般には三つの頭を持つ姿がよく知られ、蛇の尾や蛇のたてがみを伴う姿で語られることもある。
性質・行動
ケルベロスは、冥界の入口に留まり、通る者を見張る。地上を荒らす怪物ではなく、死者の世界と生者の世界の境界を守る番人として行動する。
危険性・害
ケルベロスは、冥界に入ろうとする生者や、冥界から出ようとする死者を阻む。直接人間を襲う怪物というより、死の領域から逃れられないことを示す恐ろしい存在である。
主な伝承・エピソード
英雄ヘラクレスは、十二の功業の一つとしてケルベロスを地上へ連れ出すよう命じられた。ヘラクレスは冥界へ降り、武器を使わずにケルベロスを捕らえたとされる。この物語では、冥界の番犬を制することが英雄の力を示す試練になっている。
関連する存在
ハデス、ヘラクレス、オルフェウス、エキドナ
主な登場資料
ギリシャ神話資料、ヘラクレス伝承、古代ギリシャの叙事詩・神話集成
