ヌアザ
ぬあざ
種族
英語表記
Nuada
別名・異表記
Nuadu
伝承元
ケルト神話
地域・文化圏
アイルランド神話圏、ケルト文化圏
概要
ヌアザは、アイルランド神話に登場するトゥアハ・デ・ダナーンの王である。銀の腕を持つ王として知られ、神々の戦いと王権の正統性に深く関わる。傷によって王位を失い、回復によって再び王となる神である。
司るもの・権能
ヌアザは、王権、戦い、統治、正統性を司る。完全な身体と王の資格が結びつく神話を通じて、王権の神聖さを示す。
神格・立場
ヌアザは、トゥアハ・デ・ダナーンの王であり、神々の集団を率いる高位の神である。戦いの中で傷つきながらも、王としての威厳を持つ存在である。
姿・象徴
ヌアザは、銀の腕を持つ王として語られる。象徴には、銀の腕、王剣、王位、戦いがある。
主な神話・エピソード
ヌアザは、戦いで腕を失ったため、完全な身体を持たない者は王になれないという掟によって王位を退いた。その後、銀の腕を与えられ、さらに本来の腕を回復して王位に戻った。この物語は、王権と身体の完全性の関係を示している。
関連する存在
ルー、ダグザ、ディアン・ケヒト、ブレス
信仰・祭祀
ヌアザの具体的な祭祀は多く残らない。神話上では、王権と戦いに関わる重要な神として語られる。
主な登場資料
アイルランド来寇の書、マグ・トゥレドの戦い、アイルランド神話伝承
