カトブレパス
かとぶれぱす
種族
英語表記
Catoblepas
伝承元
中世ヨーロッパ博物誌
地域・文化圏
古代地中海文化圏、中世ヨーロッパ文化圏
概要
カトブレパスは、古代から中世の博物誌に語られる奇獣である。重い頭を常に地面へ垂らした獣とされ、毒気や視線によって害を及ぼすと語られる。実在動物への誤解と想像が混ざった、博物誌系の幻獣である。
姿・特徴
カトブレパスは、牛や水牛に似た身体を持ち、大きく重い頭を垂れている獣として語られる。頭を上げることが少ないため、姿全体に不気味な印象がある。
性質・象徴
カトブレパスは、毒気、死、異国の危険、見てはならないものを象徴する。美しい聖獣ではなく、遠方の土地に潜む危険な幻獣として扱われた。
人間・神々との関わり
カトブレパスは、人間にとって近づくべきではない危険な獣として語られる。神々との関わりは薄く、博物誌の中で異国の驚異として記された。
主な伝承・エピソード
カトブレパスは、その息や視線によって人を死に至らせると語られることがある。普段は重い頭を下げているため害が少ないが、もし顔を上げれば危険な存在になるとされた。中世の想像力が、未知の動物を恐ろしい幻獣へ変えた例である。
関連する存在
バジリスク、中世博物誌の幻獣、毒を持つ獣
主な登場資料
プリニウスの博物誌、中世ヨーロッパ博物誌、動物寓意譚
