カルカドリ

かるかどり

種族
英語表記

Caladrius

別名・異表記

カラドリウス

伝承元

中世ヨーロッパ博物誌

地域・文化圏

中世ヨーロッパ文化圏、キリスト教文化圏

概要

カルカドリは、中世ヨーロッパ博物誌に登場する白い霊鳥である。病人の運命を見分ける鳥として語られ、助かる者と死に向かう者を示すとされた。治癒と死の予兆に関わる、象徴性の強い幻獣である。

姿・特徴

カルカドリは、白い鳥として描かれる。清らかな色を持つ鳥であり、病人のそばに現れる霊的な存在として語られる。

性質・象徴

カルカドリは、治癒、予兆、清浄、病と死の境界を象徴する。病人を見つめるか、顔をそむけるかによって、その運命を示すとされた。

人間・神々との関わり

カルカドリは、人間の病と深く関わる。病人を見つめれば助かり、顔をそむければ死が近いとされ、医療と信仰が重なる象徴的な鳥であった。

主な伝承・エピソード

カルカドリは、王や病人の前に置かれ、その反応によって生死を占う鳥として語られた。助かる病人の病を引き受け、空へ飛び上がって太陽の力で清めるともされる。中世では、治癒と救済の象徴として解釈された。

関連する存在

病人、太陽、白い霊鳥

主な登場資料

フィシオロゴス、中世ヨーロッパ博物誌、動物寓意譚

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22