カルカドリ
かるかどり
種族
英語表記
Caladrius
別名・異表記
カラドリウス
伝承元
中世ヨーロッパ博物誌
地域・文化圏
中世ヨーロッパ文化圏、キリスト教文化圏
概要
カルカドリは、中世ヨーロッパ博物誌に登場する白い霊鳥である。病人の運命を見分ける鳥として語られ、助かる者と死に向かう者を示すとされた。治癒と死の予兆に関わる、象徴性の強い幻獣である。
姿・特徴
カルカドリは、白い鳥として描かれる。清らかな色を持つ鳥であり、病人のそばに現れる霊的な存在として語られる。
性質・象徴
カルカドリは、治癒、予兆、清浄、病と死の境界を象徴する。病人を見つめるか、顔をそむけるかによって、その運命を示すとされた。
人間・神々との関わり
カルカドリは、人間の病と深く関わる。病人を見つめれば助かり、顔をそむければ死が近いとされ、医療と信仰が重なる象徴的な鳥であった。
主な伝承・エピソード
カルカドリは、王や病人の前に置かれ、その反応によって生死を占う鳥として語られた。助かる病人の病を引き受け、空へ飛び上がって太陽の力で清めるともされる。中世では、治癒と救済の象徴として解釈された。
関連する存在
病人、太陽、白い霊鳥
主な登場資料
フィシオロゴス、中世ヨーロッパ博物誌、動物寓意譚
