コカビエル
こかびえる
種族
英語表記
Kokabiel
別名・異表記
Kokabel
伝承元
エノク書、見張りの天使伝承
地域・文化圏
ユダヤ教外典文化圏、キリスト教外典文化圏
概要
コカビエルは、『エノク書』に登場する見張りの天使の一人である。星や星座に関わる知識を人間に教えた存在として語られる。名も星を思わせるため、天体の知識と結びつく堕天使として扱いやすい。
堕落・反逆の経緯
コカビエルは、見張りの天使たちとともに地上へ降り、人間に天上の知識を伝えた存在とされる。天体に関わる知識を神の許しなく広めたことで、堕天使として語られる。
罪・禁じられた知識
コカビエルは、星や星座に関わる知識を教えたとされる。天体の運行を読む知識は、人間にとって神秘的な力を持つものとされ、禁じられた知識の一つとして描かれる。
堕天使としての立場
コカビエルは、見張りの天使たちの中で、天体知識に関わる堕天使として位置づけられる。個別の物語は少ないが、禁じられた占星的知識を象徴する存在である。
姿・象徴
コカビエルの具体的な姿は、伝承の中で詳しく固定されていない。象徴には、星、星座、夜空、天上の知識がある。
主な伝承・エピソード
コカビエルは、見張りの天使たちが人間にさまざまな知識を教えた場面で名が挙げられる。彼の領域は星や星座に関わるため、天上の秩序を読み解く知識が人間へ渡ることの危うさを示している。
関連する存在
アラキエル、シャムシエル、見張りの天使たち
信仰・解釈
コカビエルは、後世の天使論や魔術的伝承で扱われることもあるが、基本的にはエノク書系の堕天使として理解するのが自然である。星の知識を教えた存在として、天体と堕落の結びつきを示す。
主な登場資料
エノク書、見張りの天使伝承
