パズズ
ぱずず
種族
英語表記
Pazuzu
伝承元
メソポタミア神話・宗教
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏
概要
パズズは、メソポタミアの宗教に伝えられる風の悪霊である。恐ろしい存在でありながら、他の悪霊を退ける護符的な力も持つとされた。悪魔でありながら守護にも使われる、複雑な性格を持つ存在である。
悪魔としての性質
パズズは、風の悪霊の王として語られる。破壊的な熱風や病をもたらす存在である一方、ラマシュトゥのような別の悪霊を追い払う力を持つとされた。
害・誘惑・象徴する悪
パズズは、熱風、病、乾いた風、悪霊の害を象徴する。人間に災いをもたらす力を持つが、同時により恐ろしい悪を退ける力としても扱われた。
姿・象徴
パズズは、獣の顔、翼、鳥の爪、蛇のような身体的特徴を持つ姿で表されることがある。象徴には、風、熱気、翼、護符、悪霊除けがある。
主な伝承・エピソード
パズズは、恐ろしい風の悪霊として畏れられた。特にラマシュトゥの害を防ぐため、パズズの顔や姿を表した護符が用いられた。これは、危険な悪霊の力を利用して、さらに危険な災いを避けようとする信仰を示している。
関連する存在
ラマシュトゥ、ハンパ、フンババ
信仰・解釈
パズズは、単純な悪の存在ではなく、災いをもたらす力と災いを退ける力をあわせ持つ悪霊として理解される。
主な登場資料
メソポタミアの護符資料、アッカド語呪文、古代メソポタミア宗教資料
