鰐口

わにぐち

法具儀礼具
英語表記

Waniguchi

伝承元

日本仏教、日本神道

地域・文化圏

日本宗教文化圏、寺社信仰圏

概要

鰐口は、寺社の軒先などに吊るされる円形の鳴物である。参拝者が綱を振って打ち鳴らし、礼拝の始まりを告げるために用いられる。寺院と神社の両方で見られる、日本の参拝文化に深く関わる儀礼具である。

形状・素材

金属製の円盤状の鳴物で、下部に横長の口のような割れ目がある。青銅や鉄などで作られ、中央に綱を当てて音を鳴らす。

用途・役割

参拝者が神仏に参拝の意を知らせるために用いられる。音によって礼拝の場を整え、祈りの開始を示す役割を持つ。

使われ方・儀礼

堂や社殿の前に吊るされ、参拝時に垂れた綱を振って打ち鳴らす。鳴らした後に合掌や拝礼を行う。

象徴・意味

鰐口は、参拝、祈願、神仏への呼びかけを象徴する。音を鳴らす行為は、祈る者の存在を神仏に伝える意味を持つ。

関連する存在

参拝者、寺院、神社

主な登場資料

日本寺社儀礼資料、仏教民俗資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23