鰐口
わにぐち
法具儀礼具
英語表記
Waniguchi
伝承元
日本仏教、日本神道
地域・文化圏
日本宗教文化圏、寺社信仰圏
概要
鰐口は、寺社の軒先などに吊るされる円形の鳴物である。参拝者が綱を振って打ち鳴らし、礼拝の始まりを告げるために用いられる。寺院と神社の両方で見られる、日本の参拝文化に深く関わる儀礼具である。
形状・素材
金属製の円盤状の鳴物で、下部に横長の口のような割れ目がある。青銅や鉄などで作られ、中央に綱を当てて音を鳴らす。
用途・役割
参拝者が神仏に参拝の意を知らせるために用いられる。音によって礼拝の場を整え、祈りの開始を示す役割を持つ。
使われ方・儀礼
堂や社殿の前に吊るされ、参拝時に垂れた綱を振って打ち鳴らす。鳴らした後に合掌や拝礼を行う。
象徴・意味
鰐口は、参拝、祈願、神仏への呼びかけを象徴する。音を鳴らす行為は、祈る者の存在を神仏に伝える意味を持つ。
関連する存在
参拝者、寺院、神社
主な登場資料
日本寺社儀礼資料、仏教民俗資料
