リトゥス

りとぅす

法具儀礼具
英語表記

Lituus

伝承元

古代ローマ宗教

地域・文化圏

古代ローマ文化圏

概要

リトゥスは、古代ローマの占い師が用いた曲がった杖である。鳥占いや聖域の区画を定める儀礼に関わる道具で、神意を読み取る場面で用いられた。王権や祭司の権威とも結びつく儀礼具である。

形状・素材

先端が曲がった杖の形をしている。木製の杖として表されることが多い。

用途・役割

空の区画を定め、鳥の飛び方を観察して神意を読むために用いられる。占いの場を整えるための祭具である。

使われ方・儀礼

アウグルがリトゥスで空や地上の区画を示し、その範囲内で鳥の動きを観察する。政治や戦争の前に神意を確認する儀礼で用いられた。

象徴・意味

リトゥスは、神意、占い、祭司権、聖なる区画を象徴する。人間の判断を神々の意志に結びつける道具である。

関連する存在

アウグル、ロムルス、ユピテル

主な登場資料

古代ローマ宗教資料、ローマ祭司制度資料

登録日2026.05.23
更新日2026.05.23