リトゥス
りとぅす
法具儀礼具
英語表記
Lituus
伝承元
古代ローマ宗教
地域・文化圏
古代ローマ文化圏
概要
リトゥスは、古代ローマの占い師が用いた曲がった杖である。鳥占いや聖域の区画を定める儀礼に関わる道具で、神意を読み取る場面で用いられた。王権や祭司の権威とも結びつく儀礼具である。
形状・素材
先端が曲がった杖の形をしている。木製の杖として表されることが多い。
用途・役割
空の区画を定め、鳥の飛び方を観察して神意を読むために用いられる。占いの場を整えるための祭具である。
使われ方・儀礼
アウグルがリトゥスで空や地上の区画を示し、その範囲内で鳥の動きを観察する。政治や戦争の前に神意を確認する儀礼で用いられた。
象徴・意味
リトゥスは、神意、占い、祭司権、聖なる区画を象徴する。人間の判断を神々の意志に結びつける道具である。
関連する存在
アウグル、ロムルス、ユピテル
主な登場資料
古代ローマ宗教資料、ローマ祭司制度資料
