テュルフィング
てゅるふぃんぐ
武器
英語表記
Tyrfing
別名・異表記
Tyrfingr
伝承元
北欧神話、北欧英雄伝説
地域・文化圏
北欧・ゲルマン文化圏
概要
テュルフィングは、北欧の英雄伝説に登場する呪われた剣である。ドワーフによって作られた強力な武器だが、抜かれるたびに人の死を招く剣として語られる。勝利をもたらす名剣でありながら、持ち主とその一族に破滅を呼び込む危険な武器である。
素材・由来
ドワーフのドヴァリンとドゥリンが、王スヴァフルラミのために鍛えた剣である。完成時に呪いをかけられ、剣を抜くたびに人の死をもたらすものとなった。
所有者・使用者
スヴァフルラミ、アングリム、アンガンチュール、ヘルヴォル
効果・特殊能力
鉄を布のように断ち、錆びず、戦いでは勝利をもたらすとされる。しかし、鞘から抜かれるたびに必ず人を死なせる呪いを持つ。
主な神話・エピソード
スヴァフルラミはドワーフたちに剣を作らせるが、剣には恐ろしい呪いがかけられる。のちにテュルフィングは所有者を変えながら血を呼び、英雄たちの争いと一族の悲劇を引き起こす。ヘルヴォルが死者の塚からこの剣を求める場面は、剣の危険さと強い因縁を示す代表的な場面である。
関連する存在
スヴァフルラミ、ドヴァリン、ドゥリン、ヘルヴォル、アンガンチュール
主な登場資料
『ヘルヴァラル・サガ』、『フロズの歌』
