ゲイ・ボルグ
げい・ぼるぐ
武器
英語表記
Gae Bulg
別名・異表記
Gáe Bolga
伝承元
アイルランド神話、アルスター伝説群
地域・文化圏
アイルランド、ケルト文化圏
概要
ゲイ・ボルグは、英雄クー・フーリンが用いる恐るべき槍である。通常の槍とは異なり、体内で棘を広げる致命的な武器として語られる。クー・フーリンの武勇と悲劇を象徴する、アイルランド神話でも特に有名な武器である。
素材・由来
海の怪物の骨から作られたとする伝承がある。クー・フーリンは、武芸の師スカアハからこの武器を得たと語られる。
所有者・使用者
クー・フーリン
効果・特殊能力
敵の体内に入ると棘が広がり、取り出すことが困難な致命傷を与える。通常の防具や武術では防ぎにくい必殺の槍として描かれる。
主な神話・エピソード
ゲイ・ボルグは、クー・フーリンとフェルディアの一騎打ちで重要な役割を果たす。長い戦いの末、クー・フーリンはゲイ・ボルグを用い、かつての友であるフェルディアを討つ。この場面は、勝利と悲しみが同時に描かれるアルスター伝説群の代表的な悲劇である。
関連する存在
クー・フーリン、スカアハ、フェルディア、ラーグ
主な登場資料
『クアルンゲの牛捕り』
